「令和4年度地域再エネ事業の持続性向上のための地域中核人材育成委託業務」

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【受付終了】第5回 再エネ導入の壁を乗り越えるために

講座メイン
  • 開催日:2/13(月)
  • 開催時間:13:00-15:20 + 放課後タイム(任意参加)
  • 講師:
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谷口信雄東京大学先端科学技術研究センター協力研究員

・専門分野:再生可能エネルギー事業を活用した地域経済循環及び持続可能社会形成に係るもの
・最近の取組:自治体や地域の再エネ事業化・政策形成支援、地域金融の再エネ投融資推進ほか
・現在、国や自治体等の再エネ分野の各種委員やアドバイザー等を多数務める

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茅野恒秀信州大学人文学部准教授

博士(政策科学)。専門は環境社会学、社会計画論。著書に『環境問題の社会学』(共編)、『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』(共著)など。安曇野市里山再生計画推進協議会会長、自然エネルギー信州ネット理事、松本平ゼロカーボン・コンソーシアム運営委員長等を務める。

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村山武彦東京工業大学環境・社会理工学院 教授

東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)。福島大行政社会学部助教授、早稲田大創造理工学部教授などを経て現職。環境影響評価、リスク評価、マネジメントとコミュニケーションならびにステークホルダーとの合意形成などの環境計画や政策を中心に教育研究に携わる。中央環境審議会の環境影響評価小委員会委員や、環境省の化学物質と環境に関する政策対話の共同議長、国際協力機構(JICA)の環境社会配慮助言委員会委員長、福島県原子力発電所廃炉措置安全監視協議会委員など。2016年に名古屋市で開かれた国際影響評価学会(IAIA)の年次大会において、共同代表を務める。2008年からEnvironmental Impact Assessment Review (Elsevier)の国際編集委員、2010年から2010 年から一般社団法人日本リスク学会理事、2012年から環境アセスメント学会副会長。

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矢立智也能勢町 政策推進担当係長

大阪府能勢町はゼロカーボン宣言自治体。2020年度に近隣自治体・民間事業者と共同出資で地域新電力を設立。エネルギーを軸としたまちづくりでSDGs未来都市に選定される。作成した実行計画は、環境省「地方公共団体実行計画(区域施策編)策定・実施マニュアル(事例集)」(令和4年3月)に事例として紹介されている。2021年度より地域脱炭素を目指したゾーニング調査を実施中。

1 再エネの事業性の評価・資金調達

  1. 講師:東京大学先端科学技術研究センター協力研究員 谷口信雄氏
  2. 内容
    ・再エネの事業性の評価と資金調達の関係
    ・再エネの事業性の評価・資金調達の地域裨益構造
    ・初心者のための再エネの事業性の評価・資金調達の進め方
  3. 講座で目指す知識/スキルの習得
    ・再エネ事業化に際しての資金調達・事業性評価の意義
    ・地域裨益となる再エネ事業構築の視点
    ・再エネの事業性評価と資金調達の進め方入門

2 再エネ導入の壁を乗り越える体制づくり

  1. 講師:信州大学人文学部准教授 茅野恒秀氏
  2. 内容
     ・地域が一丸となった再エネ事業、地域の脱炭素
      -事業化の多岐にわたる要素:事業計画、資金調達、合意形成等
      -多主体協働による地域主導の事業化促進
     ・地域再エネ事業のプラットフォーム形成の事例
     ・地域再エネ事業を進めるための多主体協働と自治体の役割
  3. 講座で目指す知識/スキルの習得
    ・地域における内発的主体形成の意義と方策
    ・地域脱炭素の取り組み多主体協働の必然性
    ・自治体の計画実行段階における公民連携のあり方

3 地域におけるゾーニングと合意形成

  1. 講師:東京工業大学環境・社会理工学院 教授 村山武彦氏
  2. 内容
    ・ポジティブゾーニングの背景・意義
    ・地域の合意形成の手法・留意点
    ・ポジティブゾーニング先進事例の紹介
    ・自治体職員がやるべきこと、具体的な手続き
  3. 講座で目指す知識/スキルの習得
    再エネ導入に際し重要となる地域合意形成について、その必要性と実践方法を知る。

4 自治体が実施するゾーニングの実例

  1. 講師:能勢町 政策推進担当係長 矢立智也氏
  2. 内容
    ゾーニングの事例紹介(太陽光(屋根上・野立て)・風力)-ゾーニングの実施内容(ポテンシャル調査、法規制との整合、条例検討 -感じている課題や可能性
  3. 講座で目指す知識/スキルの習得
    実施中の自治体職員から直接、実施内容や課題・可能性などの話を聞くことで、自身の自治体でゾーニングを実施するイメージを描き、実施に向けてすべきことを考える。

講座一覧

  • 第1回 自治体が地域エネルギーに取組むべき理由
    夏期:8/23(火)13:00-15:00【受付終了】冬期:12月6日(火)13:00-15:00【受付終了】
  • 第2回 地域エネルギービジョン・脱炭素シナリオの設計
    夏期:9/6(火)13:00-15:00【受付終了】冬期:12/19(月)13:00-15:00【受付終了】
  • 第3回 地域に合った再エネ導入を探る
    夏期:9/20(火)13:00-15:30【受付終了】冬期:1/5(木)13:00-15:30【受付終了】
  • 第4回 地域脱炭素の具体施策—建築物・交通—
    夏期:10/4(火)13:00-15:00【受付終了】冬期:1/16(月)13:00-15:00【受付終了】
  • 第5回 再エネ導入の壁を乗り越えるために
    夏期:10/31(月)13:00-15:20【受付終了】冬期:2/13(月)13:00-15:20【受付終了】