第3回 地域に合った再エネ導入を探る

第3回実務シミュレーションタイムのテーマ
- 公共施設に太陽光発電は設置済みですか?
- 設置済みの方は、設置の際または維持管理に苦労したこと(していること)は何で、どう対応しようと思っていますか。
- 設置がまだの方は、なぜ設置に至っていないのか課題を教えてください。他部署の協力をえなければいけないことも多いですが、どのような調整をしていきますか。
- 太陽光発電以外にも、公共施設等に導入している、あるいは導入に関心がある再エネがある場合も同様に考えをまとめておいてください。
実務シミュレーションタイムにご参加される皆さまは、当日までに上記テーマに関するご自身のお考えを簡単にまとめた上でご参加ください。
一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)、一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会、一般社団法人小水力開発支援協会、バイオマスリサーチ株式会社それぞれの団体から、再エネ種別ごとの特性、自治体ができることについてお話します。
特に、自治体の特徴を踏まえた事例を多く盛り込み、参加する自治体職員が自分の自治体で取組む場合をイメージできる内容とします。
- 開催日:12/8(金)
- 開催時間:13:00-15:30 + 実務シミュレーションタイム
- 概要:
- ポテンシャルの確認方法
- 導入に向けての自治体の実務
- よくある課題・トラブルと対処法(事例を交えて)
- 支援組織・補助金等の紹介 など
講座で学べる知識・スキル
- 再エネ種別ごとの特徴が理解できます。
- 「地域に合った再エネ」とはどのようにして把握できるのか。
1 太陽光発電 『公共施設への太陽光発電のメリットと留意点』
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髙橋 厚志一般社団法人 太陽光発電協会 新市場拡大推進委員会 公共・自治体WGメンバー/株式会社カネカ
1995年に鐘淵化学工業株式会社(現株式会社カネカ)入社。2007年に㈱カネカソーラーエネルギー事業部へ配属となり、太陽光発電事業に携わる。2011年カネカソーラー販売株式会社の設立と共に出向。
大手ハウスメーカーへの住宅用太陽電池モジュール及びシステムの提案販売や非住宅向けEPC事業化などに従事。
現在は株式会社カネカでマーケティングを担当。
2 木質バイオマス熱利用 『地域主導の木質バイオマス熱利用の可能性』
- 講師:
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久木裕株式会社バイオマスアグリゲーション 代表取締役 日本木質バイオマスエネルギー協会 理事
木質バイオマスに関するコンサルティングを専門とし、全国各地で地域密着型の事業化支援や自治体の計画策定、調査に従事。対馬市ではバイオマスによるESCO型事業を行う株式会社エネルギーエージェンシーつしまの設立に携わり、代表取締役を務める。林野庁など官公庁の委員会委員を歴任し、政策調査・提言にも関与。
3 小水力発電 『地域で小水力発電を開発する方法』
- 講師:
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中島大一般社団法人小水力開発支援協会代表理事
全国小水力利用推進協議会事務局長としても活躍。
東京大学理学部物理学科卒業、株式会社ヴァイアブルテクノロジー取締役などを経て現職。その間、分散型エネルギー研究会事務局長、気候ネットワーク運営委員などを歴任。全国各地の小水力発電事業のサポート、コンサルティングなどを行っている。
4 バイオガス活用 『社会資本に発展するバイオガス事業』
- 講師:
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菊池貞雄バイオマスリサーチ株式会社 代表取締役社長
1991年3月、北王コンサルタント株式会社入社、環境企画部長として地域振興策策定に携わる。2007年4月、北海道バイオマスリサーチ株式会社(現在はバイオマスリサーチ株式会社)を設立し、代表取締役に就任。バイオマスエネルギー等再生可能エネルギーの研究・活用プランの策定に携わり現在に至る。また、2017年11月にはバイオガスエナジー株式会社を設立(取締役副社長)。2020年7月には株式会社ビオストックを設立(取締役副社長)。
講座一覧
- 第1回 自治体が地域エネルギーに取組むべき理由
夏期:7/12(水)13:00-15:10/冬期:11/2(木)13:00-15:10 - 第2回 地域エネルギービジョン・脱炭素シナリオの設計
夏期:7/26(水)13:00-15:05/冬期:11/16(木)13:00-15:05 - 第3回 地域に合った再エネ導入を探る
夏期:8/22(火)13:00-15:30/冬期:12/8(金)13:00-15:30 - 第4回 地域脱炭素の具体施策—建築物・交通—
夏期:9/12(火)13:00-15:05/冬期:12/18(月)13:00-15:05 - 第5回 再エネ導入の壁を乗り越えるために
夏期:9/27(水)13:00-15:00/冬期:1/9(火)13:00-15:00